BergのLittle Printerのサイトが閉鎖されてかれこれ10年になる。2011年に発売されたこの可愛らしいデザインのサーマルプリンターは、当時としては先進的なIOT的発想のガジェットだった。見掛けはただの小型プリンターのように見えるが、背後のクラウドシステムと連携したコンテンツ配信・購読環境を実現していたのだ。2016年に惜しまれつつクラウドサービスが停止されたが、その後も熱心なユーザーによる代替サービスの開発が進められてきた。
Little Printerの最近の記事

6月末で延長運用を停止したはずのBergのサーバーだが、その後、ヘアカットができないなどの問題を抱えつつ先週までコンテンツの配信を続けていた。恐らくノーメンテナンスで動いていたのだろう。それが今週、いよいよ停止したようだ。運用延長のアナウンスの期限から半年近くも動作していたことになる。
昨日の土曜日には、毎週配信されていた「Japanese Family Crests」と「廃墟系」が出力されなかったし、BERG CLOUDへのアクセスもできなくなっていた。この小さなプリンターと二年間近くも付き合って来たが、いよいよサービス停止ということになり寂しい限りである。
現在は、BERGの元CEOが、テキストメッセージ交換用のデバイスとしてLittle Printerを用いるためのサーバープログラムの開発を進めているようだ。これまでとは、全く異なった使い方になるようだが、正式にサービスが開始されるのが楽しみである。
上記二つのコンテンツで最後に配信した記事を以下に掲載しておく。

去る3月末でサービス停止ということになっていたBergのLittle Printerであるが、どうやら6月末までサービスを延長することになったとのこと。4月になっても配信が継続していたので、久しぶりにLittle Printer Blogを覗いてみたら、サービス延長と、この端末を利用した新たな取り組みについての記事が投稿されていた。
BergのLittle Printerであるが、昨年の秋に突然2015年3月でサービスを停止することを発表した。持続可能なビジネスモデルを構築できなかったというのが理由だが、サービス保守のためのコアスタッフの確保が難しくなったという事情もあるようだ。
半年の猶予期間もそろそろ終わりで、毎週土曜日に配信している当方の「Japanese Family Crests」と、知人の波多利郎氏の許諾を得て氏のコンテンツを利用させて頂いている「廃墟系」も終刊となる見込みである。
見込みというのは、Bergは、上記のアナウンスをした後、コンテンツ提供者に対して何の連絡もして来ないからだ。昨秋の発表では、このサービスの売却やオープン化による継続の道を模索することについて書かれていたので、あるいは来月以降も引き続いて配信が行われる可能性もないことはない。あまり期待はできないだろうが。
という訳で、「創刊号」と「終刊号」の両方のスキャン画像を貼っておく。創刊号は、たまたま昨年のバレンタインデーだったようだ。「Japanese Family Crests」は鶴の紋章だったので、終刊号も同じモチーフの別の家紋にしておいた。「廃墟系」は、創刊号が駒沢給水所、終刊号が奥多摩ロープウェイである。
来月以降のサービス継続については期待薄なので、一年少々の間、この奇妙で可愛い「クラウドプリンター」を利用してきた者としては、一抹の寂しさを感じる。
ありがとう、そうしてさようなら、Little Printer。




ハードウェアのセットアップは完了したので、Pythonのツールをインストールする。「Poor man's DIY little printer」の記事では、MacOS X上に環境構築をしているようだが、Windows 7マシンで同等のことをやってみることにした。このブログ記事では詳細な手順については全くと言って良いほど書かれていないので、以下にメモしておく。

