Movable Type 7

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mt7.jpg

ようやく覚悟を固めてMovable Type 7へのアップグレードを行う。リリースされたのは、去る5月16日なので、二箇月以上も放置していたことになる。今回のバージョンは、新機能の「コンテンツタイプ」とやらを導入した「まったく新しい Movable Type」とのことなので、アップグレードに際しては色々とトラブルが発生するのではないかと懸念していたのだが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単だった。

前回のアップグレードは、2015年の5月3日で、MT5からMT6への更新だった。この時も特段のトラブルもなくスムーズに行うことができた。しかし、その前のMT4からMT5への更新に際しては、かなり苦労した記憶がある。DBをSQLiteからMySQLに変更するのに試行錯誤が必要だったのだ。

そんなこともあったので、今回も慎重に進めることにした。まずは、DBのバックアップを確実に作成する。バージョンアップに伴ってDB構造が変更になるとのことなので、万が一の更新失敗に備えてMySQLのDB一式をphpMyAdminを用いてエクスポートする。因みに、公式サイトのFAQによれば、いったんアップグレードを実施したDBを元に戻すことは不可能とのこと。ダウングレード機能は無いとはっきりと記述されているので、事前にDBのバックアップを作成しておくことが必須である。

バックアップさえ作成してしまえば、後は公式サイトのマニュアルに従えば良い。注意すべきは、旧バージョンから引き継ぐ必要があるファイルをローカルPCにダウンロードしておくことぐらいだ。

新バージョンのファイル一式をサーバーにアップロードして、上記の引き継ぎファイルで上書き後、mt.cgiにアクセスすれば自動的にアップグレードが行われる。私の環境ではものの一分で完了し、新しいデザインの管理画面が表示された。再構築を実施して正常に表示されることを確認すれば終わりである。因みに再構築に要する時間は、少しだけ短くなったように感じられた。若干の高速化がなされているのだろうか。

不具合というほどではないが、管理画面やログイン画面のMovableTypeのロゴが表示されないという事象が発生した。機能上の問題は全くないのだが、少々気持ちが悪い。あれこれと調べてみたところ、mt-static/imagesに格納されているロゴの画像ファイルが、pngからsvgに変更されているのが原因であることが判った。.htaccessに以下の記述を追記して解決。

AddType image/svg+xml .svgz .svg
AddEncoding gzip .svgz

また、以前の記事で紹介したコメント投稿画面へのInvisible reCaptchaの導入についてだが、mt-comments.cgiにuse文が追加されているので、上記記事で紹介した改変CGIの19行目を以下のように修正する必要があった。

my $mtuse = 'use lib $ENV{MT_HOME} ? "$ENV{MT_HOME}/lib" : \'lib\'; use lib $ENV{MT_HOME} ? "$ENV{MT_HOME}/plugins/Comments/lib" : \'plugins/Comments/lib\'; use MT::Bootstrap App => \'MT::App::Comments\';';

それにしても、Wordpress全盛の世の中で、十年以上にわたってMovableTypeを使い続けて来たというのも我ながら酔狂だと思う。アップグレードができなくなったら乗り換えようと思っていたのだが、大したカスタマイズも行っていないせいか、今回も無事に新バージョンに更新することができてしまった。開発元への敬意を込めて、今しばらくはこのプラットフォームに付き合ってみることにしたい。なにより、これだけ洗練された機能を備えているにも関わらず、個人利用ならば無料なのである。

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