under the water(TZ-Artistic)

| コメント(2)
某カメラの動作試験のためにTZ?Artisticを詰めて撮影したら、露出が極端にアンダーとなった。全体的に青緑がかって、何だか水中写真のようだ。

20110213.jpg
このカメラ、実はPolaroid SX-70の「互換機」で"Revue Direct 700F"の名称で、ヨーロッパを中心に販売されていたらしい。

revue_direct_700f_1.jpg

revue_direct_700f_2.jpg SX-70シリーズのBOXタイプと比べると、何とも無骨なデザインだ。上面のとって付けたようなストロボが、唐突な印象である。ただし、目測とは言えマニュアルで距離合わせができる。Polaroid Pronto!の互換機というところか。

TZ-Artisticを装填して、まずはストロボ撮影をしてみた。年代物なのでストロボのコンデンサが劣化しているらしく、レディランプが点灯するまで2分ほどかかるが、撮影結果はまずまずだ。


20110212b.jpg
これに気をよくして、晴天の屋外を撮影してみたら、前記のような描写になってしまった。明るい環境での自動露出機能に不具合があるようだ。まあ、格安で入手できたので良しとすべきか。

因みに、この製品の廉価版として、ストロボが附属していないものもあるようだ。"Keystone Wizard XF-1000"という名称で販売されていたらしい。時折、eBayのオークションに出品されているようなので、いずれ入手してみたい。

この製品の利点は、スペクトラシリーズの一部のモデルと同様に、シャッターボタンを押し続けている間は、フィルムが排出されないことである。PX70フィルムを利用する際には、これは大変便利だ。撮影後、シャッターボタンを押したままカメラを裏返して、遮光用の箱やクリップの中にフィルムを直接排出させることが可能だからである。

コメント(2)

こんにちは。
このカメラ、「互換機」という事は、ポラロイド社製では無いって事ですか!?
まず、Revue Direct 700Fというカメラの存在を知らなかったのでそれも驚きなのですが、
ポラロイドフィルムを使える他社のカメラが存在する!という事がとても驚きで。。。
当時は、こういう互換性のある他社カメラがあったのですか??
自分なりには調べてみたのですが、全く情報がつかめず…状態です(汗)
毎度、ご質問ばかりですいませんm(_ _)m...

コメントする

アーカイブ