Point Blank(Andromeda)

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グラフィックス的には何と言うこともない作品だが、BGMが妙にオリエンタルというか、日本的なのが気に入っている。

三味線や尺八のような音色で、どことなく「和風」な雰囲気の旋律が奏でられる。そう言えば、Hardwiredでも、尺八を思わせる音色が新鮮に聞こえたものだ。1980年代後半から1990年代の前半にかけては、欧米で日本のハイテク製品に対する関心が高まりつつあった時代であることを考えると、今で言うところの「クールジャパン」という感覚のさきがけだったのかもしれないと思ったりする。

とは言え、当時の日本のイメージが、ハイテクで超小型の電気製品を生み出す先進工業国だったのに対して、現在のそれはアニメやコスプレといったソフトパワーにシフトしたものとなっているのではないか。

20年前の秋葉原に溢れていたハイテク製品に対する熱狂は、もはや影も形もない。かわって雨後の筍のように登場したのが、フィギュアショップやメイド喫茶である。先日、久しぶりに中央通りを歩いて、そのあまりの変容に何だか寂しい気持になったものである。

聞くところによれば、最近では国際的なコスプレのコンテストなども開催されているらしい。何でも、欧米諸国の中でもとりわけフランスでは人気があるそうだ。そう言えば、かれこれ一世紀半も前に「ジャポニスム」というムーブメントが欧州で発生したが、その中心地もフランスであった。彼の国は文化的中華思想で名高く、知識人の中には「日本などからオリジナルなものなど出てくるはずはない」などと豪語する人も未だにあるようだが、庶民感覚的には存外、新しもの好きなのだろう。



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