「Cellular Automata」と一致するもの

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【サーバー移転の試験用に過去記事を再掲しました】

あれこれと忙しくて、この鄙のブログも一年以上更新していない。それにも関わらず毎日コンスタントに一定数のアクセスがあるのが不思議だ。という訳で、久々の更新。

過日、二十年以上も前に購入したDos/Vマシンに久しぶりに電源を投入してみたところ、BIOSのバックアップバッテリーが消耗していて、あれこれとマニュアルで設定しなくてはならなかったが、それでも健気にIBM DOS/V 6.0が起動した。486 33MBの「太古」のマシンだ。HDDの容量はたったの200MB、メモリ8MBという現在では冗談としか思えないスペックである。
こんなマシンを動体保存している理由は、CAM-PCをISAバスに挿入しているからだ。これまた年代物の拡張カードだが、久しぶりに動かしてみると、これはこれで往時を懐かしむよすがになるのである。
このカードを販売していたAutomatrix社のプロモーション用デモがHDD上に残っていたので、キャプチャをしてみることにした。

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ベロウソフ・ジャボチンスキー反応(Belousov Zhabotinsky reaction)」のシミュレーション。詳細については、「Zhabo-c(CAM-PC)」のFORTHソースコードを参照のこと。 このCAM-PCのルールテーブルには、三種類のものが用意されているが、ここで紹介するのは二番目のもので、生成される渦巻き状のパターンが角ばっているのが特徴である。

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ベロウソフ・ジャボチンスキー反応(Belousov Zhabotinsky reaction)」のシミュレーション。詳細については、「Zhabo-c(CAM-PC)」のFORTHソースコードを参照のこと。 このCAM-PCのルールテーブルには、三種類のものが用意されているが、ここで紹介するのは一番目のもので、生成される渦巻き状のパターンが細かいのが特徴である。

Dendrite(CAM-PC)

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有名な樹状突起のセルオートマトン。ランダムウォークをする緑色の粒子が、青色のセルの近傍に入ると青色に変わり固定される。菌類を思わせる樹状突起の成長過程が興味深い。総てのセルが固定されて終局状態に至るまで約7000ステップを要する。

Critters(CAM-PC)

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名前の通り小さな生物(critter)を思わせるセル構造が上下左右に移動するというシミュレーションである。初期状態のランダム配置が沸き立つような明滅を繰り返し、周囲に多数の「移動体」を放出する。これらが他のセル構造と干渉して方向転換をしたり、振動型セル構造に変化したりする様子が興味深い。どことなく蜂の巣を思わせるところがある。

HEX-BANG(HTML5)

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HTML5ムービー版を投稿。サイズが大きいので、Safariなどの一部のブラウザではロードに少し時間を要する。品質はまずまず。

CAM-PC(LIFE/HTML5 video)

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このブログに掲載されているCAM-PCの動画は、すべてQuickTime movieである。したがって閲覧するにはQuickTimeプラグインがブラウザにインストールされていることが必須だ。

どうして今さらmovフォーマットなのかというと、単純に動画の品質が高いということに尽きる。セルオートマトンの状態遷移のムービーなので、セルの一つ一つが(ある程度)識別できないと意味がないからだ。
とはいえ、ほとんどのモダン・ブラウザがHTML5対応になって来たし、アップル嫌いでQuickTimeなど使いたくないという人も多かろうと思い、HTML5のvideoタグを用いた再生を試みてみることにした(詳細は続きを参照)。

Automatrix Logodemo

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あれこれと忙しくて、この鄙のブログも一年以上更新していない。それにも関わらず毎日コンスタントに一定数のアクセスがあるのが不思議だ。という訳で、久々の更新。

過日、二十年以上も前に購入したDos/Vマシンに久しぶりに電源を投入してみたところ、BIOSのバックアップバッテリーが消耗していて、あれこれとマニュアルで設定しなくてはならなかったが、それでも健気にIBM DOS/V 6.0が起動した。486 33MBの「太古」のマシンだ。HDDの容量はたったの200MB、メモリ8MBという現在では冗談としか思えないスペックである。
こんなマシンを動体保存している理由は、CAM-PCをISAバスに挿入しているからだ。これまた年代物の拡張カードだが、久しぶりに動かしてみると、これはこれで往時を懐かしむよすがになるのである。
このカードを販売していたAutomatrix社のプロモーション用デモがHDD上に残っていたので、キャプチャをしてみることにした。

GREEN(CAM-PC)

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久しぶりにCAM-PCのムービーを作成してみた。

今回は、「GREEN.EXP」というルールセットだ。 ランダムなシードからスタートして幾何学的な形状が次第にカオス的なものに変化していくところは、以前に紹介した「HEX-BANG」と似ている。
時間的にリバーシブルであるところも同じだ...。

TRON(CAM-PC)

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ネーミングが絶妙。なんだか懐かしい感じだが、映画の方ではなく国産OSのトロンの方も、まだまだ健在だ。

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