「MT4」と一致するもの

Movable Type 8

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久しく放置状態だった当ブログだが、二年半ぶりの投稿である。と言っても最近リリースされたばかりのMovable Type 8にアップグレードしたというだけの話だ。Six Apart社によると、今回のメジャーアップグレードでは「Movable Type 7 から大幅な刷新は行わず、機能を継承しながら各種機能の改善、強化を行ない、古い機能の廃止、使用しているライブラリのアップデートなどを行なっています。」とのこと。そのせいかさしたる問題もなくアップグレードすることができた。例によって一番時間を要したのはファイルのサーバへのアップロードだった。

mtnews.jpgSix ApartからMovable Type 7のアップグレードの案内メールが届いたのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第3波」到来が次第に明らかになりつつあった先月下旬のことだった。マイナーバージョンアップということもあり、すぐにアップグレードする気にもなれず一箇月ほどが経過してしまった。ところが、さる理由から久しぶりにMTの設定変更を行う必要が生じたので、ついでにアップグレードも実施することにした。

Movable Type 7

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ようやく覚悟を固めてMovable Type 7へのアップグレードを行う。リリースされたのは、去る5月16日なので、二箇月以上も放置していたことになる。今回のバージョンは、新機能の「コンテンツタイプ」とやらを導入した「まったく新しい Movable Type」とのことなので、アップグレードに際しては色々とトラブルが発生するのではないかと懸念していたのだが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単だった。

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一年ぶりにMovabletype 6.1へのアップグレードを試みた。ちょうど一年前のゴールデンウィーク中に、それまで利用していたMT4.2からMT5.2にアップデートしたのだが、DBをSQLiteからMySQLに移行するのに往生した。

今回も同様のトラブルが発生するのではないかと思い、事前に徹底的にバックアップを作成して臨んだのだが、あっけなく終了してしまったのでいささか拍子抜けだった。

1997/6@金沢

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ふと思い立って、MT4をアップグレードしてみた。なにせ、今まで v.4.01を使い続けて来たのだ。とは言え、V5 がリリースされたので、とりあえずV4の最新版にしておくという、何とも中途半端な処理だ。さすがに初物のV5にいきなり乗り換えて、四苦八苦するのは止めにしておく。

v.4.26に乗り換えたのであるが、テンプレートの初期化は、見送ることにする。v.4.01時代に、バグと格闘しながら、だましだましトリッキーにカ スタマイズしたものが、デバッグされたアプリケーションの上では、正常に動かない可能性があるからだ。何とも屈折した話だが。今のところ、それなりに正常に動作しているようなので、しばらく様子を見ることにする。

 テスト用に、例によって偽ポラをアップロード。これは、今を去ること12年も前に金沢で撮影したもの。MINOX 35MLを使った。香林坊の裏路地のこのギターショップは、まだあるのだろうか。

server relocation

今まで利用していたサーバのディスク容量が、そろそろ満杯なので、サーバの引越を行った。MT4が正常に動作するか少し心配だったが、今のところ問題はなさそうである。


minimal video maker top

Flash形式の動画を、自分のブログやHP上に埋め込んで配信するためのHTMLを自動生成します。使い方は、自分のサーバにアップロードした *.flv ファイルとフレーム画像の*.jpgファイルのURLを入力し、「make html」ボタンを押すだけです。生成されたHTMLはクリップボードに自動コピーされるので、そのURLを、動画を配置したいHTMLソースにペーストします。なお、動画の周囲にフレームを付けることができるバージョンと、プレーンな状態で動画を表示するバージョンの二種類があります(フレームは、プリセットのものが約30種類用意されており、自分で作成してサーバにアップロードしたものも利用可能です)。携帯で撮影した *.3gp形式の動画や、*.wmv、*.mpg等のファイルから*flv 形式への変換等の手順の概略については、こちらを参照してください。なお、以下に示すのは、フレーム付きのサンプルで、実際に動作します。



minimal viode maker with frame

minimal video maker without frame


使い方の概略は、以下の通り。

初期状態では、本HPのデフォルトムービーとデフォルトフレームのURLが表示されているので、これを以下の手順で、自分が作成したムービーやフレームのURLに変更し、embed用のスクリプトを作成する。

具体的な手順は以下の通り。

1)携帯電話などで撮影した「*.3GP」ファイルなどをFlashビデオファイルにコンバート(*1)

2)再生対象のFlashビデオファイル(*.flv)をFFFTP等で自分のサーバにアップロード
  (ビデオのサイズはQVGA-320x240を推奨、カスタムフレームを利用したい場合には
   その「*.jpg」ファイルもアップロード)

3)自分のサーバーにアップロードした対象ファイルのURLを「*.flv」テキストボックスに入力

4)「*.jpg」テキストボックスで、好みのフレームを選択するか、自作のjpgファイルを
  自分のサーバーにアップロードして、そのURLを「*.jpg」テキストボックスに入力 (*2)
  (フレームピクチャのサイズは400x320を推奨。現状約30種類のプリセットフレームを搭載)

5)「make html」ボタンをクリックすると、ブログやWebページに埋め込むためのHTMLソースが
  クリップボードにコピーされる(画面下のテキストボックスにも表示される)
  なお、「Autoplay」チェックボックスにチェックを入れると、自動再生ムービーとなる。

6)自分のHP上で、ビデオを埋め込みたい場所に上記ソースをペースト
  (MT4を使っている人は「HTMLモード(<A>)」でペーストすることを忘れないこと)

なお、当然のことながら、事前にAdobe Flash Playerをインストールしておくこと。


(*1)
複数のムービーを結合したり、エフェクトをかけたりしたい場合には、「
TMPGEnc 4.0 XPress FLV4 出力プラグイン同梱パック」が便利。

(*2)
URLを入力すると、ほぼリアルタイムで状態が確認できる。ムービーやフレーム画像が表示されない場合のほとんどは、アップロード先のサーバのファイルのパス指定の間違い。



(免責事項等)
当アプリケーションは、無償かつノンサポートであることをご理解の上、自己責任でご使用下さい。万一、当アプリケーションの使用により損害等が発生しても、minimalvideo.comは一切の責任を負いません。
配信ビデオクリップの著作権には十分にご留意の上ご利用下さい。
また、公序良俗に反する映像の配信に用いることは、お控え下さい。


minimal video maker

9fingers.jpg こんな感じでFlashビデオにフレームを付けて再生できるアプリケーションを開発してみた。右のサイドバーのトップにリンクを張ったロゴを表示してある。デジタルフォトフレームのビデオ版といったところ。


カスタマイズ

Movable Typeは、カスタマイズ性が優れているというのがセールスポイントだそうだが、CSSをいじくり回すのは、結構面倒だ。特に、バージョン4になってから、ブログプラットフォームとしての構成がかなり変わっているので、それまでのリソースをそのまま利用することができなかったりするらしい。
このブログは、初め某社のレンタルサーバーの一画をに寄生して立ち上げたのであるが、当初は、ほとんどの設定をデフォルトで利用していた。画面のスタイルだけは、予め用意されているものから、まずまず気に入ったものを採用して使っていたのだが、折角カスタマイズ可能なのにお仕着せのスタイルでは、満足できなくなってきた。
そこで、にわか仕込みのCSSの知識で、オリジナルなスタイルに変更することにする。意外だったのは、MT4対応の解説書が少なかったことだ。しかも、どれを取っても記述が不十分だ。察するに、β版を元にやっつけ仕事で作成したのではないか。
書籍は頼りにならないので、斜め読みをして、あとはブログのヘルプ機能を参照しながら、スタイルシートを記述した。コンセプトは、できるだけシンプルなページにすることである。デフォルトのスタイルにもminimalist系のシンプルなものがあるが、それよりもさらにシンプルなものを目指した。ブログプラットフォームの表現力が向上しているのに、敢えてミニマルな構成にするというのも天の邪鬼だとは思うが、ごてごてとしたブログが増えている中で、一つぐらいミニマルな構成のものがあってもよいのではないかと思ったからだ。
義理でリンクを張らされているHPのロゴを別にすると、白と黒と灰色、それに緑の濃淡しか使っていない。カレンダーですら、土日祝日も含めて未リンクの日の数字は総てグレー表示という潔さだ。狙ったイメージは、コンピュータ黎明期のグリーンモニター上で走査線の中に粗いフォントが、少しぼやけて表示されるレトロな雰囲気である。そのために、ヘッダの画像だけは、少し凝ってみた。


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