「Amiga」と一致するもの

Hideous Mutant Freaks

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Spaceballsの「Hideous Mutant Freaks」。レガシーデモながら、今世紀に入ってから公表された作品だ。Spaceballsと言えば、あの古典的名作「State of The Art」で一世を風靡したチームだが、AGA時代になっても、A500ベースのデモを公開している。

MULTICOLOR

multicolor.jpg UNIQUEの「MULTICOLOR」。何と2008年製のレガシーデモだ。最初に出てくる「THIS IS OCS SPEAKING」とうのが泣かせる。因みにOCSというのは、「Original Chip Set」の略で、AMIGAの最初期のマシンに搭載されていたカスタムチップセットである。当然、メガデモ標準機であるA500にもこのチップセットが搭載されていた。

第二中世期の始まり

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今年も桜の開花の季節となった。陋居の近くの公園を通りがかったら、梢の先の方にちらほらと花が開き始めていた。このところ、真冬並みの寒さであったので、満開になるまでには、まだ少し時間がかかりそうだ。

さて、毎回Amigaのデモばかりアップロードしていても芸がないので、年に一度ぐらいは、真面目な記事を。新古今和歌集の影印本から二首ほど選んで掲載する。


In A World of Ascii

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Impactが1994年に公開した「In A World of Ascii」。読んで字の如く、ASCIIのシングルバイトキャラクターだけを使ったデモだ。アイデア一発物ではあるが、最初にこれを見た時は、新鮮な感動を覚えたものだった。

2 UNLIMITED

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このところ、脂っこいのが続いたので、たまにはあっさりとしたのを。 PROJECT Aの「2 UNLIMITED」。技巧的には、どうということはないが、ミニマルテクノ風のサウンドが良い。

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1993年5月26日発行のOnly AMIGA創刊号が書架に眠っているのを見付けた。AMIGA関係のBBSのメンバーが出版した同人誌的な雑誌だが、AMIGA FORMATの向こうを張ってか、一人前にピンク色のカバーディスクが附属していた。

In the kitchen

inthekitchen.jpgAnarchyの「In the kitchen」。このチームは、かなり多くのメンバーから構成されていたらしく、同時期に異なったテイストのデモを発表している。前回紹介した「3D Demo II」とほぼ同じ頃の作品だが、こちらの方が、洗練された印象を受ける。


3D Demo II

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Anarchyの「3DDemoII」。ポリゴンもののデモを得意とするチームの代表作だ。この手の作品は、高速な三次元処理が当たり前の現代においては、どうということもないように見えるが、当時のマシンパワーとメモリー容量(たったの1MB)、FDの容量(これまた880KB)を考えると驚嘆に値する。

MAYDAY RESISTANCE

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ADICTの「MAYDAY RESISTANCE」。エンドクレジットの国際電話番号から察するに、ドイツのチームらしい。1992年の作品だが、当時としては、出色の出来であった。中世の黒ミサを想起させるような妖しげな呪文が唱えられるBGM、激しい明滅を繰り返す「ゾンビ」のガスマスクを装着した人物のシルエット、「CONTINENTAL TECK DANCE」というテキストと共に表示される抽象化された人物像、これらが相まって何とも名状しがたい不気味さを感じさせられる。

SPEED

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SIM DRAKE CODEXのSPEED。なんとまあFD4枚組のメガデモである。とは言え、再生時間は高々3分少々だ。

このデモ、FDの入れ替えのタイミングが微妙で、とにかく最後まで観ること自体が困難という代物である。早すぎても遅すぎても途中で画面がブラックアウトしてしまうという難物中の難物だ。

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