CAM-PCに付属してくるルールセットの中で私が最も気に入っているのがこれ。HEX-BANGというネーミングは、日本語に訳すと「六角バーン」というところか。FORTHのSCREEN 0に記載された説明を読むと、六角格子上の3状態により構成されたルールであることがわかる。
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CAM-PCに付属してくるルールセットの中で私が最も気に入っているのがこれ。HEX-BANGというネーミングは、日本語に訳すと「六角バーン」というところか。FORTHのSCREEN 0に記載された説明を読むと、六角格子上の3状態により構成されたルールであることがわかる。
fleetsの記事で、lifegameの艦隊のセル配置がuser contributionに採用されたという話を書いたが、実は、ルールそのものも採用されたことがある。「amoeba」と名付けたものだが、50%のランダムスープからスタートすると、アメーバのようにセル集合が変形を繰り返し、やがて「蒸発」するというものだ。
CAM-PC(CAM 6)を久しぶりに動作させてみた。などと書いても、そんな物など知らないという人がほとんどだろう。という訳で、WIKIにリンクを張っておく。
かれこれ20年も前に、MITで開発されたセルオートマトン用の並列計算機である。計算機と言っても、PC-AT互換機のXTバス(!)に挿入する特殊なカードの形状をしている。256x256のセル空間内で、オートマトンのシミュレーションを並列処理することに特化して開発されたもので、MIT内では「CAM 6」と呼ばれていた。これをベンチャー企業のAutomatrixが「CAM-PC」の名称で販売していたのである。1990年代初頭の頃の話だ。