前記事で書いたように、紙テープには様々な8x8ドットのフォントをパンチすることが可能だ。今となってはお話にならないような低解像度のフォントだが、限界的な条件で複雑な文字を表現するための様々なデザイン上の工夫がなされており、見比べると大変興味深い。
「PC」と一致するもの
十年ほど前のことだが、ちょっとした出来心でNCマシン用の紙テープ鑽孔装置を中古で買ってしまった。かれこれ四半世紀も前の製品で、動作が少々不安定ではあったものの、PCと接続してターミナルソフトからデータを転送すると、勇ましい音を立てて紙テープに鑽孔される。COMポートにRS232Cケーブルを接続して各種パラメータを設定するのが些か面倒ではあったものの、何度か試行錯誤しているうちに正常に動作させることに成功した。因みにイギリス製のGNT-4604という製品である。過日、自宅の整理をしていて、この鑽孔装置が出てきたので久しぶりに動かしてみたが、普通にファイルを転送してパンチするだけでは、あまり面白くない。実は当時、こんな産業廃棄物寸前の装置を入手したのには、別の目的があったのだ。
Adobe Flash Playerのサポートが昨年末に終了した。数箇月前から、時折PCの起動時にアンインストールを推奨するダイアログが表示されるようになっていたが、かねてからの予告通り、2021年1月12日からはブラウザ上でのFlashコンテンツの再生がブロックされるようになった。
Six ApartからMovable Type 7のアップグレードの案内メールが届いたのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「第3波」到来が次第に明らかになりつつあった先月下旬のことだった。マイナーバージョンアップということもあり、すぐにアップグレードする気にもなれず一箇月ほどが経過してしまった。ところが、さる理由から久しぶりにMTの設定変更を行う必要が生じたので、ついでにアップグレードも実施することにした。
ようやく覚悟を固めてMovable Type 7へのアップグレードを行う。リリースされたのは、去る5月16日なので、二箇月以上も放置していたことになる。今回のバージョンは、新機能の「コンテンツタイプ」とやらを導入した「まったく新しい Movable Type」とのことなので、アップグレードに際しては色々とトラブルが発生するのではないかと懸念していたのだが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単だった。
【サーバー移転の試験用に過去記事を再掲しました】あれこれと忙しくて、この鄙のブログも一年以上更新していない。それにも関わらず毎日コンスタントに一定数のアクセスがあるのが不思議だ。という訳で、久々の更新。
CAM-PCの「Zhabo-c」ルールは、以前にも紹介したので、詳細は割愛するが、前回の投稿では、カラーマップを意図的に変更してサイケデリックなものにしていた。
当時のスパコンを用いたシミュレーションの色調に合わせてみたのだが、本来のCAM-PCでは、もっと落ち着いた色が表示される。
また、CAM-PCでは、セル状態に応じてカラーマップを「ローテーション」することにより、状態遷移をより正確に表現することができた。
ここでは、オリジナル版に近いムービーを改めて紹介することにする。
今更ながらmovabletypeをバージョン4.2から5.2.10にアップグレードしてみた。いきなりバージョン6にするのはリスキーなので、まずは安定していると思われるバージョン5の最新版にしておく。バージョンアップそのものはあっけないほど簡単に終わったのだが、実は、その前段の作業に手間取ってしまった。
というのは、バージョン4.2で利用していたDBがSQLiteだったからだ。バージョン5以降は、MySQLにしか対応していないので、最初にDBの移行を行う必要があったのだが、これが予想以上に難物だったのである。
Six Apartの解説を読む限りは、DBをバックアップして、復元するだけとのことなので、さほどの手間とは思えなかったのだが...。