「minimalvideo」と一致するもの
東京都議会議員選挙の投票に行ってきた。投票所は近所の小学校だ。学校の正門脇に候補者のポスターが貼られたベニヤ板の掲示板があったが、こんなのをまじまじと見る人がいるのかしらん。議員センセイになりたい候補者たちの、とってつけたような真面目くさった笑顔が何となく薄っぺらくて胡散臭い。
前回、投稿したCAM-PCの「amoeba」ルールだが、ランダムスープからの状態遷移を何度も試行錯誤していると、色々と面白いセル配置を発見することができる。今回は、それらを組み合わせたものを紹介したい。移動型セル配置の中に、昆虫を思わせるものが多いので、「creatures」と名付けた。
fleetsの記事で、lifegameの艦隊のセル配置がuser contributionに採用されたという話を書いたが、実は、ルールそのものも採用されたことがある。「amoeba」と名付けたものだが、50%のランダムスープからスタートすると、アメーバのようにセル集合が変形を繰り返し、やがて「蒸発」するというものだ。
Spaceballsの「Hideous Mutant Freaks」。レガシーデモながら、今世紀に入ってから公表された作品だ。Spaceballsと言えば、あの古典的名作「State of The Art」で一世を風靡したチームだが、AGA時代になっても、A500ベースのデモを公開している。
ライフゲームには、いくつか面白いセル配置がある。とりわけサイクリックな状態遷移を繰り返しながら移動を続ける「グライダー」や「飛行船」といったタイプのものは、数多くのものが発見されてきた。
ここで紹介するのは、「飛行船」の中でも特に大規模なセル配置で、William Poundstoneの"The Recursive Universe"の中で紹介されている「大艦隊(fleet)」を縦横にマトリックス状に組み合わせたものだ。
CAM-PC(CAM 6)を久しぶりに動作させてみた。などと書いても、そんな物など知らないという人がほとんどだろう。という訳で、WIKIにリンクを張っておく。
かれこれ20年も前に、MITで開発されたセルオートマトン用の並列計算機である。計算機と言っても、PC-AT互換機のXTバス(!)に挿入する特殊なカードの形状をしている。256x256のセル空間内で、オートマトンのシミュレーションを並列処理することに特化して開発されたもので、MIT内では「CAM 6」と呼ばれていた。これをベンチャー企業のAutomatrixが「CAM-PC」の名称で販売していたのである。1990年代初頭の頃の話だ。
過日最寄りの駅で見かけたコンクリート製の枕木。白いペンキでところどころに「テ」「ロ」と書かれている。何やら大変不穏だ。鉄道関係者(特に保全の方々)には何らかの意味があるのだろうが、素人が見ると「テロル」のテロとしか読めない。